家族にバレないで過払い返還

過払い金返還請求をすればお金が戻ってくるのに、したくないという人がいます。その中の理由の一つとして、『家族にバレてしまうから』という理由を挙げる人がいます。

では、実際にそのようなことがあるのでしょうか？

まず、過払い金返還請求に関わる人間は次の通りです。

• 当事者
• 代理人

通常この2名だけです。代理人が事務所を構えている場合は、事務所のスタッフも知ることになるでしょう。代理人には守秘義務があります。勿論事務所のスタッフにもです。個人情報に関わることですからね。なので、ここから情報が漏れることはありません。もしここから情報が漏れたとしたら、事務所の存続の危機となります。誰もこの事務所に仕事をお願いすることはなくなるでしょう。

次に当事者、つまりあなたです。借金や過払い金返還請求を臭わすような書類を、人目に付く場所に放置していませんか？また、携帯電話の番号の中に「〇〇弁護士事務所」などと、正直に入れていませんか？さらに、代理人からの連絡先を家族が使う電話番号や住所にしていませんか？

こういったことを一つでもしていれば、あなたから情報が漏れてしまうのです。

過払い金返還請求をする時に誰にも分からなくする方法

返還請求をする時に、なるべく誰にも知られないようにする方法を紹介します。

• なるべく人目に付く場所や、近所で代理人と会わない。
• 代理人の連絡先は、仮名で携帯電話の中に入れておく。
• 書類を送ってもらう時には、局留めにする。もしくは事務所に直接取りに行く。

実際、代理人と会うのは2回程度です。初めの時と、返還請求が終わった時です。その間の手続きは全て代理人がしてくれます。あなたは待っているだけです。時折、進捗状況を教えてくれることがありますが、これは任意です。

あなた自身がいつもと同じようなふるまいをしている限り、他の人に返還請求をしていることがバレる事はありません。

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