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09.会計士になるには
会計士になるためにはいくつかの段階を踏まなければなりません。
まず公認会計士の国家試験に合格する必要があります。
公認会計士試験は年に1度実施されており、1次のマークシート記述式試験と2次の論文記述試験があります。
特に受験資格は無いため、年齢や学歴に関係なく誰でも試験を受けることができますが、その難易度はかなり高く合格するまでには平均2年〜4年はかかるといわれています。
ほとんどの人が予備校や専門学校に通いながら受験を繰り返しようやく合格できるほどの難関で、大半の人がこの資格取得で挫折するといわれています。
次の段階として、2年以上の業務補助と1年以上の実務補習の経験を積む必要があります。
業務補助の経験は国家試験の前後どちらでも問題はありませんが、一般的には国家資格に合格した後に監査法人などに就職しながら経験を積む人が圧倒的に多いのが現状です。
また実務補習は実務補習所というところで日本公認会計士協会が主催する講義を受講するもので、将来的に実務を行うために必要となる会計や監査に関する知識を習得するためのものです。
会計士になるための最後の段階として終了考査があります。
これは国家試験の合格や実務経験などのすべての単位を取得した人だけが受験できる終了試験で、実務補習所の卒業試験のようなものです。
その合格率は70%程度といわれており、最終的なプロとしての本質が問われる適正試験ともいわれています。
こうしていくつかの段階をすべてクリアした人たちだけが晴れて会計士として登録され、社会に対して自分の看板を掲げることができるのです。
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