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22.視能訓練士の仕事
視能訓練士とは一般的に眼科医の元で働き、眼の様々な検査や弱視、斜視の訓練治療を行うといった仕事が中心となっています。
眼の治療を行うのは眼科医になりますが、その治療に必要な検査のデータを取り、治療の進め方を決める視能訓練士は、とても重要な仕事内容となっているのです。
眼に違和感や痛みを覚えた人は眼科医に来院しますが、その際に行う屈折検査や視野検査、眼底測定などを視能訓練士が検査し、原因を解明して医師へと引き継ぎを行います。
また、企業や学校などの集団検診やスクリーニングという仕事もあり、特に早期発見がとても重要になる乳児の眼科検診は、この資格を持っている人にとっても重要な仕事となっています。
斜視や弱視は小さい頃に発見し、治療することが完治する可能性が高くなるため、こうした集団検診での発見がとても大切になるのです。
眼科専門分野の知識が豊富な視能訓練士は、弱視や斜視の訓練指導がメインの仕事となっている場合も多く、患者が日常生活に困らないよう両目の機能を回復させる検査やリハビリを行っていきます。
これから先、高齢化社会になるにつれて、視力低下の疾患で眼科医を訪れる患者は増えていくと考えられますので、視力低下者のリハビリなどを指導する視能訓練士の需要は高くなっていくと考えられます。
豊富な知識だけではなく、プログラムの作成能力や、乳幼児や子供、お年寄りと接する機会が多い仕事のため、視能訓練士には知識や技術に加えて、コミュニケーション能力も必要な要素となっています。
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