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└宋慶齢の旧住居
└宋姉妹 かつて中国を支配した華麗なる一族
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老北京の代表的なデートスポット”后海”にご案内します。
▼「昔、中国に三人の姉妹がいた。
ひとりは金を愛し、ひとりは権力を愛し、ひとりは中国を愛した……」と
後生の人々に記憶された三姉妹が宋姉妹です。
▼お金を愛したのは長女「靄齢」、
権力を愛したのは蒋介石の妻となった三女「美齢」、
そして、中国を愛したのは二女「慶齢」でした。
その「慶齢」が晩年の1963年~1981年まで暮らしたのが、宋慶齢同志故居です。
■亡くなる1981年に、中国国家名誉主席という地位を与えられました。
■エントランスの向こう側に見えるのが、鳩小屋です。
1965年に中国全土で始まった文化大革命では、
『鳩を飼うのはブルジョアの生活様式だ』とまで批判されたそうです。
■邸内には大きな池もあります。
后海の周りは閑静で趣のある何ともいえない風情があり、北京の有名な景勝地となっています。
什刹海の周囲には、かつて、国を支配した王朝の、多くの王府(皇族の邸宅)や庭園もあります。
特に映画ラストエンペラーで有名な、中国清朝第12代最後の皇帝(在位1908~12)で、
のちに満州国皇帝(在位1934~45)となる愛新覚羅溥儀(宣統帝)が誕生した醇親王府があります。
醇親王府はその後、中国美人三姉妹、宋姉妹の次女宋慶齢が住んだ場所としても有名です。
現在は、『宋慶齢同士故居』として、一般開放されています。
后海と前海を分けている銀錠橋から后海の北側を西に15分ほど歩くと、『宋慶齢同士故居』が見えてきます。
『宋慶齢同士故居』
▼参観時間:9時~17時30分(4/1から10/31、その他は16時30分閉館)
▼参観料:20人民元(約300円)
▼休館日:月曜日
▼住所:西城区后海北沿46号
■宋慶齢同士故居の入口