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新上五島町有川郷の近藤丈一さん(66)が、水に触れると発光する魚釣り用の重りを開発。「すごく魚が釣れる」と釣り仲間から好評で「集魚装置」としてこのほど特許を取得した。 集魚装置はイチジク形の重りで、内部に小型集積回路(IC)とリチウム電池が組み込まれている。
IC回路が水分を検知すると発光ダイオード(LED)ランプが赤く発光する仕組みで、約500時間の点灯が可能。近藤さんによると、以前から「光るオモリ」は販売されていたが、太陽の紫外線を吸収して発光するため、天候に左右されたり、水深の深い所では発光できない“弱点”があったという。
近藤さんは横浜市に住んでいた1992年、知人に誘われて東京湾に出掛けたが、狙いのカワハギをほとんど釣ることができなかった。その後もさまざまな釣り道具を購入して挑戦したが、思うように成果は挙がらなかったという。そんなとき、釣りの専門書に「カワハギは紫外線(光)に集まる習性がある」という記載を見つけ、開発を決意。試行錯誤を繰り返し、約10年かけて完成した。
LEDマニア より |
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LEDを搭載した釣りのオモリで、「すごく魚がつれる」ようになる「集魚装置」で特許を取得しました。既に「ピカイチ君」という名称で神奈川県
”葉山釣具センター” や
”フジ開発”
等で販売して好評価を得ています。
今後、光の色(波長)を変えて色々な種類の魚に対応すべく、LEDによって、これまでの光るオモリの課題を解決しながら、魚の習性を利用した集魚装置を開発していきます。特許というと難しそうなイメージがありますが、現状の課題を整理した上で、解決すべき課題を定義し、今までにない方法で解決することができればよいと考えています。 |
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